立川の製菓専門学生、「手作りお菓子」を販売-30分で完売に

手作りのお菓子を学生が役割を分担して販売する。

手作りのお菓子を学生が役割を分担して販売する。

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 国際製菓専門学校(立川市曙町1、TEL042-540-8181)で現在、毎週木曜日に同校生手作りのお菓子を販売しており、好評を得ている。

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 同校では、卒業を控えた2年生の授業の一環として毎年販売実習を実施。今年からは同校1階に「カフェDP」を設け、集客から接客、販売までを行っている。「以前、パティシエはお菓子の製造技術だけ身につけられればいいという考えが主流だったが、今はお客さまに売るお菓子を作るための販売マナーやコスト意識も要求されている。社会に出る前にそういった知識や意識を身につけるため、こうした実習を行っている」(同校副校長の田中さん)。

 販売に際して、学生が役割を分担し事前にシミュレーションを実施。販売当日は午前中に販売するお菓子を製造し、午後から販売を行う。販売するお菓子は、生菓子の和三盆ロール、洋なしのババロア、シュークリーム、チーズタルト、オペラ(各200円)と、焼菓子1袋3種(200円)。昨年12月3日から毎週木曜日に販売しているが、近隣居住者の口コミなどで評判が広まり、開店前には行列ができ、開店から30分ほどで売り切れるほどの盛況ぶりをみせている。「先週買えなかったから今週は早めに並んだ」「学生さんが作るお菓子がとてもおいしいので、毎週楽しみにしている」と好評だ。

 販売実習の一環としてのお菓子販売は、今年度は1月21日が最後。「本校を身近に感じていただけるよう、学生たちも製造に販売に真剣に取り組んでいるので、ぜひ利用していただければ」とも。15時から同校1階「カフェDP」で販売している(売り切れ次第終了)。

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