国立で恒例の地元産「ナシ」市-今年は小粒で甘みたっぷり

昨年の梨市の様子

昨年の梨市の様子

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多摩信用金庫国立支店前(国立市中1)で9月5日、「くにたち産・梨市2010」が開催される。主催は、くにたち・梨園ボランティア。

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 国立市内では昭和初期からナシ栽培が行われ、最盛期には30軒近くのナシ農家が存在していたが、園主の高齢化と後継者不足のためナシ園の維持・管理が困難になり、年々減少し今年は6軒となった。同ボランティアは、国立市内のナシ園を守ろうという目的で発足した市民ボランティア団体。花粉媒介、摘果、袋掛け、剪定(せんてい)など、年間50日間ほどナシ園の管理作業を行う。

 当日販売を予定するナシは「秀玉」「豊水」のほか、多摩地域で栽培されている「稲城」など。同ボランティア事務局長の平塚さんは「今年は天候に左右されたため小粒だが、この夏の暑さで甘みたっぷりのナシがそろった。昨年は500袋があっという間に完売したが、例年より数量が少ないため今年も即完売する可能性が高い。早めに来場してほしい」と話す。

 開催時間は10時から売り切れまで。秀玉は1袋(約2キロ)1,000円、豊水は1袋(約2キロ) 900円。

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