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多摩コミュニティビジネスフォーラム-多摩地域各所で分科会・シンポジウム

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 多摩コミュニティビジネス(CB)ネットワークが主催する「多摩コミュニティビジネスフォーラム2011」が1月12日から、多摩地域各所で開催されている。

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 同ネットワークは、2009年1月に開催した「多摩コミュニティビジネス シンポジウム」の参加者から始まった「緩やかな」ネットワーク。「コミュニティービジネス」をキーワードに「つながり」「始める」ための情報交換、勉強会、オフ会など多彩な展開を目指し活動するほか、メーリングリストを活用して情報交換を行い、地域の課題をコミュニティービジネスで解決するためのさまざまな動きを行っている。同ネットワークには現在、NPO・市民活動団体・企業・行政・中間支援機関・金融機関などに属する226人(2011年1月11日現在)が参加している。

 今回のフォーラムは分科会とシンポジウムで構成。分科会は2月21日まで、「子育て」「農」「認知症」「地域資源の活用」「まちづくり」「企業の社会貢献」「コミュニティビジネスの起業や継続」「地域課題の発掘」など16のテーマで開催。同26日には、東京経済大学(国分寺市南町1)で「まちを元気にするプロデュース力を学ぶII」をテーマにシンポジウムを開催。B級ご当地グルメで市民主導のまちづくりを行う富士宮市の事例や、社会貢献活動と事業活動の両立を理念とする京都のオフィス向け文具販売会社の事例から、事業者、行政、市民それぞれの立場からまちづくりを考える。

 同ネットワーク事務局の箕輪さんは「今回のフォーラムは活動3年目の節目として、これまでの集大成と次のステップへのキックオフとなる機会。同時に、多摩地域各所で行われるコミュニティービジネスの取り組みを取り上げ、それぞれの地域・人・課題を結び、まちを元気にするために共に学び・啓発し合う機会にしたいと考えている」と話す。「多摩の元気と出合える分科会やシンポジウムに足を運んでいただき、多摩地域の今と未来についての思いを共有して、元気なまちづくりをプロデュースするきっかけにしてほしい」とも。

 分科会の詳細はサイトから確認できる。シンポジウムの開催時間は13時~18時(18時から交流会)。定員300人。会費1,000円(交流会参加費は2,000円)。申し込みはホームページで受け付けている。

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