「白木屋」「魚民」「笑笑」などを展開するモンテローザ(武蔵野市)の陸上競技部は2月5日、国分寺市立第一中学校(国分寺市東戸倉2)で「モンテローザ陸上教室」(東京都小学生陸上体験教室、主催=東京陸上競技協会)を開催する。
同社陸上競技部は2003年に発足。現在は部員10人で短距離走、ハードル走、走幅跳、走高跳、棒高跳、やり投げ、円盤投げ、十種競技など世界陸上やアジア大会などで活躍する日本トップクラスの選手が所属する。
「小学生の体力低下の問題や陸上競技の普及のため、大会がない期間には各地の陸上教室に選手を派遣してきた。今回は、当社の陸上競技部が主体となって社会に貢献できる企画ができないかと、普段お世話になっている東京陸上競技協会に申し出、協会主催の陸上教室を当社陸上競技部が運営するかたちで企画が実現した」と話す同部マネジャーの松信さん。
当日は、同部の選手が短距離走、ハードル走、走幅跳、走高跳などの模範演技やレッスンなどを行う。「日本の現役で活躍するトップ選手たちが、小学生たちの目の前で想像を超える実技を見せるのでテレビや観客席で見るのとは迫力や臨場感が全く違う。現役選手のパフォーマンスを間近で見る機会はめったにないこと」という。競技体験後は、保護者も対象に管理栄養士による栄養講習会を実施する。
「実際に子どもたちの身長とほぼ同じ高さのハードルや自分の倍以上の高さにあるバーをクリアしていく姿を目で見て感じ、『スポーツって楽しいな』『自分もやってみたい』と思ってもらえたら」と松信さん。「陸上競技は、走る・跳ぶ・投げるといった身体を動かす基本の競技。スポーツ経験の有無や野球やサッカーなど種目を問わず、ぜひ皆さんにトップ選手の陸上競技を見て体験してスポーツの楽しさ、感動を伝えたい」とも。
開催時間は13時~16時。雨天の場合は体育館で実施。対象は都内在住の小学3年生~6年生(見学は誰でも可)。参加費は200円(記念写真代・保険料含む)。応募要項はサイトで確認できる。応募締め切りは2月1日。