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JR立川駅コンコースに「東北の花」-被災地の復興祈り設置

被災地の復興を祈り設置された「東北の花」

被災地の復興を祈り設置された「東北の花」

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 JR立川駅コンコース内に4月22日から、東日本大震災への復興を目的に東北地域の花が設置され注目を集めている。

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 花の設置は立川商工会議所が企画した。同議所は、6年前から「まち・こころ 花めかそう!」と題して、立川の街で「花」をテーマにした四季折々のイベントを展開。同会議所の芝田さんは「今年も春の行楽シーズンに向けて準備を進めていたが、3月11日に発生した東日本大震災によって甚大な被害を受けたことから、被災地の一日でも早い復興を願い、被災地の花を飾り応援メッセージを届けたいと考えた」と話す

 今回は、「がんばれ、日本。がんばれ、東北。ひとつになろう日本」をテーマに、岩手県のクレマチス・四つ葉のクローバー・ダリア・ラベンダー、福島県のゼラニウム・ぺラルゴニューム、宮城県のゼラニウム、茨城県と千葉県のアジサイなど東北地方の被災地の花き類をJR立川駅のコンコース2カ所に設置。立川生花商組合、ふじようちえん(上砂町2)も同事業に協力した。「ふじようちえんの園児たちが『がんばれ』の思いを込めて折った鶴をメッセージボードに貼り、遠い立川の地から被災地を励ましたいと思った」と芝田さん。

 同企画は5月12日で終了するが、「設置終了後の花は、市内の小中学校や商店街に配布し、市内全体で被災地を応援するという気持ちを盛り上げていきたい」とも。

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