昭和記念公園（立川市緑町）で6月5日、「立川太鼓祭」が開催される。

　開催は今回が初めて。「和太鼓の魅力を伝えようと年間40回ほどイベントに出演してきたが、立川市内では和太鼓だけのお祭りが無いということと、各団体同士の交流も少ないというのが今回の企画を開催するに至ったきっかけ」と同祭実行委員長の奥住さん。

　今回は、立川市をはじめ近隣の市区で活動する8団体が太鼓の演奏を行う。「私たちは和太鼓を通じて青少年の健全育成にも取り組んでおり、小学生の和太鼓クラブ（立川第八小学校）、中学生の和太鼓部（立川第六中学校）などの立ち上げや、市民交流大学での和太鼓講習会など低年齢から大人まで全ての年齢に応じた活動も行っている。現在はこの企画に向けて、どの団体も本番の演奏で精いっぱいの気持ちを出すために日々練習に頑張っている」

　今回の企画には「がんばろう日本！東日本大震災義援金活動」というサブテーマも用意する。「震災後、私たちにできることをと考え、東日本大震災への義援金活動も行ってきたが、今回も義援金を受け付け、被災地に送りたい」と奥住さん。「当日は年齢や興味の有無を問わず、各団体の楽曲や太鼓の種類や構成などを見て、聴いて、和太鼓の魅力を多くの方に感じていただければ」とも。

　出演時間は11時～14時45分。雨天中止。