リリース発行企業:株式会社Peter Chrysanthemum
ファッションブランド「YUSUKEKIKUTA」の2025ssコレクション展示会が9月2日月曜日正午より、表参道「 LAPIN ET HAL OT(ラパン・エ・アロ)」1Fで開催される。2025ssのコレクションコンセプトは「記憶をすり替える、くみなおす」。新宿のフィールドレコーディングから制作したニットや、ボンデージの組み直し、自動補完機能を利用した変形MA-1などのコレクションが公開される。会場では今期コレクションの販売と合わせてルックブックの販売を行う。またデザイナー菊田有祐による編み機を素材に組み込んだ作品も展示される。
Look no.1 ボンデージと20世紀後半のパンクロックカルチャーに着想を得たデザイン
CONCEPT
私は幼少のころ、聴覚過敏と向き合いながら日々を過ごしていた。さまざまな治療を受け、今はその感覚すら残っていない。思い返してみれば、幼い私が感じてたフラストレーションは、音そのものに対するものではなかった気もする。 服を作りながら思う。聞こえた音ではなく、違うものに憤りを感じていたとしたら、一体何に憤りを感じていたのだろうか。実のところ、私はそのフラストレーションを克服したのではなく、ただ忘れてしまっただけなのではないか…… 私がもう一度、あのつらい日々に眠る記憶のなかの聴覚にアクセスすることができるなら、きっとそのとき、聴覚過敏としてすり替えてしまったフラストレーションを思い出すことができるはずだ。そう、当時の私には忘れたくて仕方のなかった記憶へ。おぼえた、というより、おぼえてしまったものたちへ。おぼえていたことに意義などなかったとしても、今私のなかで新たな意義が芽生えている。
BRAND
YUSUKEKIKUTA
2022年に設立された、ニットを中心としたファッションブランド。これまで3シーズンのコレクションを展開し、NYLONや装苑、テレビ媒体など主要メディアへのリース、2023年には阪急メンズ東京でのポップアップを開催。掲げるブランドテーマは「現実から目を背けないコンセプト」「テクノロジーを用いた新しい表現」「守るために着る」の3つであり、そこから毎期コンセプチュアルなシーズンテーマを掲げ、先端テクノロジーを活かした実験的な服作りを続けている。またこれに加え、服作りのプロセスに付随したメディア・アート作品も手がけている。
DESIGNER
菊田有祐 Yusuke Kikuta
2002年、新宿区に生まれる。2021年ごろから、家庭用編み機による服作りをスタート。その後、ニットデザイナーである丹治基浩のもとでテキスタイルを学び、現在の“YUSUKE KIKUTA”を設立する。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて、ファッションにおけるテクノロジーを用いた芸術表現を研究している。デザイナー自身が幼少期に発達障害の診断を受けており、自身の感じていた疎外感や内省からインスピレーションを受け、プログラミングスキルを活かした先端テクノロジーと服作りの融合をもとに、コレクションを展開。制作活動以外にも、発達障害当事者として、高校や大学などの教育機関での講演会や、学会での登壇も行っている。
展示概要
展覧会名:YUSUKE KIKUTA ?????? ?????????? "???????????"
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場所: LAPIN ET HAL OT(ラパン・エ・アロ)1F / 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-44-2
最新情報はこちらから
IG @yusuke_kikuta
https://www.instagram.com/yusuke_kikuta/
お問い合わせはこちらから
info@yusukekikuta.jp
080-1217-2332