プレスリリース

【α世代は想像力・表現力が低下?】タブレットの学習活用が「有効」だと感じる一方で「知育ブレーキ」を懸念する保護者も 夏休みはiPadを活用した「デジタル絵画」で「想像力」を育むチャンス!

リリース発行企業:株式会社NTTドコモ

情報提供:

 株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、タブレットの学校普及率が9割以上となった現在、全国の小中学生(α世代)を子どもにもつ20代~60代の男女を対象に、家庭でのタブレット使用実態と子どもの「想像力・表現力」の育成に関する調査を実施しました。調査の結果、家庭学習にタブレットの使用が「有効だと思う」と感じている保護者が約8割にのぼりました。ただ、「記述力の低下」や、「わからないことに対して自分の頭で想像し思考する能力が下がる」といったタブレット学習が一般化したことによる弊害も懸念しているという回答も集まり、タブレットが普及し学びのコンテンツが増えている反面で、思考力や想像力の低下が生じ、知的能力の育成を妨げる子どもの「知育ブレーキ」を多くの保護者が懸念していることがわかりました。

 また、子どもに「想像力・表現力」を育ませたいと考えている保護者は半数以上となる一方で、想像力の育成方法が「わからない」との回答が集まり、そのギャップも課題として浮彫りになりました。

 さらに、今回子どもとの夏休みの過ごし方についても併せて調査を実施しました。子どもとの夏休みの過ごし方の悩みでは、「(子どもが)ゲームや動画ばかりになる」という回答が第1位となりました。他にも、「家での過ごし方がマンネリ化する」という回答があげられ、多くの保護者が子どもとの夏休みの自宅での過ごし方について悩みを抱えていることがわかりました。

 このような背景を受け、タブレットを活用しながら、「想像力を育成したいがどうしたらいいのかわからない」、また夏休みに子どもの過ごし方が「マンネリ化」し、「ゲームや動画ばかりになる」という多くの保護者の悩みを解消し、さらに「知育ブレーキ」の懸念を払拭する手立てとして、「デジタル絵画」を紹介します。



調査サマリー

●TOPIC1  約80%の保護者が家庭学習にタブレットの使用が「有効だと思う」と回答
     「わからないことに対して自分の頭で想像する力」をはじめとした能力低下を懸念する声も
・家庭学習にタブレットの使用が「有効だと思う」と回答した保護者は約80%
・タブレット学習が一般化した弊害として「記述力」や「わからないことに対して自分の頭で想像し思考する能力」の低下が上位5位の回答に

●TOPIC2 約50%の保護者が「想像力・表現力」を子どもに身に着けてほしいと回答
      一方で想像力や表現力の育成方法が「わからない」と回答した保護者も半数以上に
・現在の小中学生に「想像力・表現力」が低下していると感じる保護者は約50%
・約75%の保護者が現在想像力の育成のために取り組んでいることが「ない」と回答
・その理由の半数は「何をしたらいいかわからないから」

●TOPIC3 子どもとの夏休みの過ごし方の悩み第1位は「(子どもが)ゲームや動画ばかりになる」
      夏休みのイベントに重視する要素は「体験ができる」「無料で参加できる」
・子どもの夏休みの過ごし方の悩みは「(子どもが)ゲームや動画ばかりになる」や「家での過ごし方がマンネリ化する」といった回答が上位に
・夏休みのイベントで重視することは「体験や実験ができる」「無料で参加できる」が上位3位にランクイン

家庭でのタブレット活用と子どもの「想像力・表現力」育成に関する調査結果

●TOPIC1 約80%の保護者が家庭学習にタブレットの使用が「有効だと思う」と回答
     「わからないことに対して自分の頭で想像する力」をはじめとした能力低下を懸念する声も
 調査では、まず家庭での学習にタブレットを使用している小中学生の保護者を対象にタブレットの活用実態に関するアンケートを実施。その結果、約80%の保護者が家庭学習にタブレットの使用が「有効だと思う」と回答しました。(図1)
 タブレット学習が一般化したことによる弊害として、「紙に書く機会が減って記述力が落ちる」「わからないことに対して自分の頭で想像し、思考する能力が下がる」といった回答が上位5位以内に見られ、タブレットが普及し学びのコンテンツが増えている反面で、思考力や想像力の低下が生じ、知的能力の育成を妨げる子どもの「知育ブレーキ」を多くの保護者が懸念していることがわかりました。(図2)

             図1

             図2


●TOPIC2 約50%の保護者が「想像力・表現力」を子どもに身に着けてほしいと回答
      一方で想像力や表現力の育成方法が「わからない」と回答した保護者も半数以上に
 その後、子どもに育んでほしい能力についても調査を実施。約半数の保護者が、自身が小・中学生の頃と比較して「想像力・表現力」が低下していると感じていることが明らかになりました。また、将来子どもに身に着けてほしい能力についても、60%以上の保護者が「想像力・表現力」と回答する結果に。特に、タブレットを用いた学習においては「現代におけるテクノロジーを学ぶとともに、そこから新たな経験や発想ができるようになってほしい」や「調べればすぐ分かってしまい、考えることをしなくなるのではないか」といった理由が挙げられ、保護者の大半が「想像力・表現力」を重視していることがわかりました。
 しかし、その一方で子どもの「想像力・表現力」を育むために現在取り組んでいることが「ある」と回答した保護者は全体の約25%にとどまりました(図3)。その理由としては、「何をさせたらいいのかわからないから」(47.1%)が最も多く、次いで「時間的な余裕がないから」(20.3%)という回答が集まり、(図4)「想像力・表現力」を重要視し、「育てたい」と考えている保護者が多くいる一方で、実際にはその約75%が教育を実践できていないことが明らかになりました。

              図3

               図4


●TOPIC3 子どもとの夏休みの過ごし方の悩み第1位は「(子どもが)ゲームや動画ばかりになる」
      夏休みのイベントに重視する要素は「体験ができる」「無料で参加できる」
 また、調査では夏休み中、子どもとの家庭での過ごし方に関する悩みについても調査しました。特に、「(子どもが)ゲームや動画ばかりになる」(37.6%)や、「家での過ごし方がマンネリ化する」(34.4%)が回答として集まりました。(図5)一方で、保護者が子どもに夏休みの間にやってほしいことについては「普段はできない経験をさせたい」(36.0%)等の回答が見られました。また、夏休みのお出かけ先に、重視することとしても「体験や実験ができる」(36.6%)や「無料で参加できる」(34.6%)が多い結果に。(図6) 
 多くの保護者が夏休みに、無料で参加でき、普段はできない経験や体験ができる場所に、時間を活用して出かけたいと考えていることがわかりました。

             図5

             図6

 
■調査名称:お子様のタブレット使用と想像力育成に関する調査
■調査方法:ネオマーケ
■実施時期:2025年6月19日(木)~6月23日(月)
■調査対象:全国20~69歳の男女500人の小中学生の保護者

タブレットで広がる想像力!デジタル絵画で想像力や表現力を育もう

デジタルハリウッド大学名誉教授 南雲 治嘉 (ドコモ未来ミュージアムYouTubeコメントより)
 幼いころから子どもたちになじみのある絵を描くことをデジタルでも実践してみることで、子どもたちの様々な能力開発につなげることができます。
 まず、機能選択や操作を繰り返して絵を描くという工程において「判断力」が培われます。そして新しい絵を描くということで、「想像力」も養われていきます。これらは、様々なペイントツールをつかって表現することができたり、消したり書いたり、何度も試行錯誤をして繰り返し取り組める「デジタル絵画」だからこそ養われていくといえるのではないでしょうか。このように、デジタル絵画は子どもたちのさらなる創造性や表現力を養っていくことにもつながります。

ドコモ未来ミュージアム公式YouTube:https://youtu.be/qZMaW_LaIrs?feature=shared
●プロフィール
南雲 治嘉


大学卒業後グラフィックデザイナーとデザイン教育に専念してきた。デザイン理論と色彩理論の研究と執筆活動を行う。90年株式会社ハルメージを設立。04年よりデジタルハリウッド大学教授(19年より名誉教授)。ベーシックデザイン、視覚心理学、表現技法、デジタル色彩などの分野で新しい理論を打ち立て、研究と実践を行う。特にデジタル色彩では日本の先端にいる。著書はすでに60冊を超え、特に2004年に執筆した『常用デザイン』は新しいデザインのあり方を示した。現在、先端色彩研究所所長、一般社団法人日本カラーイメージ協会理事長、中国伝媒大学教授などを務めている。



ゲームや動画ばかりになりがちな子どもの夏休みの時間を有効活用!      創作絵画コンクール「第24回 ドコモ未来ミュージアム」に参加しよう




 「ドコモ未来ミュージアム」は、未来をつくる子どもたちの夢や未来を応援するため、ドコモが2002年から毎年開催している創作絵画コンクールです。「僕たち私たちの未来のくらし」をテーマに、子どもたちが将来「こうなってほしい」と思うことや「こうしたい」と想像する未来の世界や希望を自由な発想で描いていただいています。ワクワクする経験の場や自由な発想を表現できる場を提供することで、子どもたちの夢や未来を応援する「ドコモ未来プロジェクト」の一環として開催しています。
 また、本コンクールは今年で第24回を迎え、絵の具やクレヨンなどで紙に描く「絵画部門」のほか、スマートフォンやタブレット、パソコンなどの電子機器で描いた「デジタル絵画部門」の2部門で作品を募集中です。 長い夏休みに、ついゲームや動画ばかりになってしまうお子様に、普段は活用できないタブレットを活用しながら、想像力・表現力を育むきっかけのひとつとして、ぜひご参加ください。

応募テーマ:僕たち私たちの未来のくらし
応募期間:2025年9月15日(月)まで※締切日消印有効
応募対象:3歳から中学生※日本国内にお住まいの方
ドコモ未来ミュージアム 公式サイト:https://docomo-mirai.tda.docomo.ne.jp/museum/

夏休みにぴったり、無料で子どもに体験の機会を!              ドコモショップで「デジタルアート講座」開催中




 デジタル絵画にチャレンジしてみたい子どもたちに向けて、ドコモショップにて、iPadを使ったデジタル絵画の描き方を楽しく学べる体験教室を開催中です。iPadを使って描くデジタル絵画は、子どもたちの自由な発想を思いついたそのときにいつでもどこでも簡単かつ直感的に表現することができ、表現の幅も広がります。体験教室では、デジタル絵画の魅力や、描き方を一から学ぶことができ、子どもたちがデジタル絵画に挑戦するきっかけを提供いたします。

 無料で参加ができ、デジタル絵画を楽しく体験できるドコモショップの「デジタルアート講座」にぜひ足をお運びください。

<概要>
対象:3歳から中学生※ドコモユーザー以外の方でも参加可能
対象店舗:下記サイトよりご確認ください
内容:iPadを使ってデジタル絵画の描き方を楽しく学べるワークショップ
特設サイト:https://docomo-mirai.tda.docomo.ne.jp/museum/digital-art-school/

緑黄色社会の新曲が起用された新CMも本日より公開!




 7月11日(金)より、創作絵画コンクール「第24回 ドコモ未来ミュージアム」の新CMが公開となりました。新CMでは少年が日常の風景をデジタル絵画で描く姿を通して、デジタルならではの表現の楽しさや、子どもの想像力の広がりを描いています。また、本CMには緑黄色社会さんの書き下ろし楽曲「つづく」が起用され、未来を作る子どもたちの表現を温かく包むようなサウンドと歌詞で彩られています。ぜひご覧ください。

■CM概要
タイトル:「ドコモ未来ミュージアム 木を植える篇」
公開日:7月11日(金)公開、7月18日(金)放映開始予定(全国随時)
URL:https://youtu.be/i19e2mLbZNA

■書き下ろし楽曲情報
「つづく」(作詞:長屋晴子 作曲:peppe 編曲:LASTorder・緑黄色社会)
7月18日(金)配信リリース
ダウンロード・ストリーミング: https://erj.lnk.to/B9OIuQ

■コメント
今回、素敵なお話をいただき、子どもたちの純粋な温かさ、そして限りない可能性を楽曲で表現できたらと、子どもたちの顔を思い浮かべながら考えていたら自然と胸がぽかぽかしてきて、「想いはこうして世代を超えて受け継がれていくんだな」と改めて感じながら、丁寧にメロディーにしていきました。
それから、緑黄色社会というバンドの存在について、「まるで漫画みたい」という言葉をいただいたことがあって、運命的な出会いや活動をしているように見えているのかもしれないし、刺激的な毎日に時折自分たちでもそう思うときがあります。このバンドはこの先いったいどんなストーリーを辿っていくのだろう。自分たちにも知り得ない未来を知ってみたいと思ったとき、浮かんだ言葉が「つづく」でした。
私たちの想いや音はこの先も生き続ける。誰かに伝わって、広がって、つづいていく。たとえ形が変わってしまっても。
音楽だけじゃない。あちこちにある、やさしくてあたたかい気持ち。伝わって、広がって、つづいていく。こうしてそこら中に、朗らかな気持ちがあふれますように。

■プロフィール
緑黄色社会


愛知県出身4人組バンド。愛称は”リョクシャカ”。
高校の同級生(長屋晴子・小林壱誓・peppe)と、小林の幼馴染・穴見真吾によって2012年結成。
「Mela!」(2020)がストリーミング再生数4億回、「花になって」(2023)が同2億回、「キャラクター」(2022)・「サマータイムシンデレラ」(2023)が同1億回を突破するなど話題曲をコンスタントに発表。



2022年には初の日本武道館公演、2023年~2024年にかけてアリーナツアーを成功させ、2025年9月からは初のアジアツアー開催が決定するなど躍進を続けている。
「NHK紅白歌合戦」3年連続出場(2022~2024)、第65回日本レコード大賞優秀作品賞受賞(2023/サマータイムシンデレラ)。
長屋晴子の透明かつ力強い歌声と、個性・ルーツの異なるメンバー全員が作曲に携わることにより生まれる楽曲のカラーバリエーション、ポップセンスにより、同世代の支持を多く集める。

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