国立商協さくらホール(国立市東1)で7月18日、「国立市内に居住する震災被災者を支援する会 チャリティーコンサート」が開催される。主催はKunien。
Kunien(国援)とは、被災者への支援策を考えている有志が法人・個人を問わず連携・活動し、直接的に声や物資・資金はもとより、心のやすらぎを届けることを目的として活動している。
今回のチャリティーコンサートは、「5月28日に開催した『国立市内に在住している震災被災者を励ます会』の企画・構成を行ったことがきっかけ」と話すのはKunien事務局の真美さん。「この会にボランティアで出演していただける方を探していたところ、以前から知り合いだった市内出身のシンガーである三沢ひろみさんに声を掛けた。そのときに三沢さんからチャリティーコンサートのアイデアをうかがい、三沢さんの企画構成でコンサート開催に至った」。
当日は2部構成で、第1部はシャンソン、サルサ・タンゴ・ベリーダンスなどのダンス、支援ソングが演奏され、第2部はジャズ・ボサノバ・フュージョンが演奏され、市内在住のジャズシンガー小林ゆうこさんが大トリを務める。総勢30人近くのアーティストが出演するが、「メーン出演者のほとんどが市内在住で、国立にゆかりのある方ばかり」と真美さん。
「困っている人は元気な人が支えればいいという思いでこの活動を行っている。市民の中には同じ市内で震災から避難されてきた方がいらっしゃることを知らない方も多いので、このコンサートを通じて知っていただきたいし、ぜひすてきな音楽に触れていただきたい」とも。
開催時間は、第1部=15時30分~17時、第2部=17時30分~19時。料金は2,000円(全席自由)。チケットは国立市商業協同組合事務所(東1)で販売している。コンサートの収益は全額、市内在住の被災者に支給される。