国立・谷保の甲州街道沿いにある「やぼろじ」(国立市谷保)は8月7日、夏のガーデンパーティーを開催する。
「やぼろじ」は、江戸時代からの旧家である本田家の一角にある、診療所と住居が一緒になった建物と古い母屋と離れ、井戸や池、樹木など約320坪の敷地内で、カフェ、工房、オフィス、シェアハウス、ガーデンを運営する。昨年5月に地主・地域住民・専門家・職人・学生や子どもたちと協働で、この場所の再生・活用計画の検討をスタート。草刈り剪定(せんてい)や骨董(こっとう)整理、改修工事などを経て今年3月に地主と賃貸契約を締結し、今年5月にオープンした。
「やぼろじは職業や国籍、年齢など違ったさまざまな人たちが、それぞれの得意なことを集めて成り立っている」と話すのは、同所で「ののカフェ」を運営するすがいまゆみさん。
当日は、さまざまなジャンルの作家によるアートマーケット「てづくり市庭(いちば)」(14時~)、swing de yaboさん、storia sessionさん、じゅんぺいしんごさん、みつるんさんによるライブ(14時30分)を開催。15時~17時は「コミュニティーをデザインする」をテーマに、モコメシの小沢朋子さん、小倉工作室主宰の小倉ヒラクさん、WAKUWORKSの和久倫也さん、ホトリニテプロジェクト代表の高村直喜さんがトークセッションを行う。参加費1,000円(ワンドリンク付き)。定員20人(事前予約制)、
すがいさんは「地域の方や、やぼろじの活動に興味のある方、さまざまな年齢の方々、とにかくいろんな方に足を運んでいただきたい」と話す。
開催時間は14時~19時。詳細はホームページで確認できる。