「国立を魅力的な町にする法」-関頑亭さんと嵐山光三郎さんが対談

写真は当日の対談の様子

写真は当日の対談の様子

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 くにたち市民芸術小ホール(国立市富士見台2、TEL 042-574-1515)で9月11日、彫刻家の関頑亭さんと作家の嵐山光三郎さんの公開対談が行われた。対談は、くにたち文化・スポーツ振興財団(国立市富士見台2)設立20周年記念事業の一環。

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 関さんは、「国立の生き神様」といわれるほど戦前・戦後の国立の変遷を見つめてきた。嵐山さんは「悪党芭蕉」で泉鏡花文学賞を受賞するなど著名な作家で、60年近く国立に在住。両氏はともに長年国立の活性化に向けたさまざまな企画を実行してきたが、今回のように公の場での対談は初めて。

 対談のテーマは「国立を魅力的な町にする法」。180人の観客を前に、「よそから見ればよい町というだけではなく、内側から見てもよい町になるためにはどうすればよいか」ということに対して両氏が持論を展開。「各家で朝顔を育て、のびるツタをきっかけに隣人との関係を築くことが、よりよい街づくりのきっかけになる」など、ユニークなアイデアも紹介された。

 主催者の1人は「長年国立に在住している著名な両氏の公開対談が実現できたことが有意義。両氏が観客に直接話しかけるなど、実にユーモアあふれる対談が展開されたが、国立に住む人々のつながりを深めよりよい町づくりをするためのヒントをたくさん与えてくださった」と話している。

くにたち文化・スポーツ振興財団

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