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小金井の美術館で「はけのワークショップ市」-朝市と連動企画

毎月第1日曜に開催される「はけの美味しい朝市」の様子

毎月第1日曜に開催される「はけの美味しい朝市」の様子

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 中村研一記念小金井市立はけの森美術館(小金井市中町1)で11月6日、「はけのワークショップ市」が開かれる。

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 「はけの美味しい朝市」と同館が連動した同企画。「はけの美味しい朝市(通称=はけ市)」は、小金井市内9店が2009年から毎月第1日曜に開催。国分寺崖線(通称=はけ)を「たくさんの方に知っていただき訪れていただきたい」という思いで、月に一度集結し朝市を開いている。

 今回は、今年9月から来年3月末まで改修工事のため休館中の同館で開催。「はけ市はその日限りのコラボレーション企画やワークショップがあり、単なる買い物とは違った楽しさがあることから、スタート当初から私自身がファンだった。この企画がとてもクリエーティブなものだったので何か一緒にできないかと以前から思っていた」と話すのは、同館広報担当の神津さん。

 当日は、美術館の展示室を使って「はけの森ことりストラップをつくろう」「マイカレンダー2012をつくろう」「ハニカムペーパーフラワー作り」「日光写真で影を撮ろう」「被災地の幼稚園へ送る旗飾り作り」の5つのワークショップを展開。各ワークショップは、はけ市に参加している店の担当者が講師を務める。ワークショップ以外にも、自由に絵を描いたり、チラシを使ったコラージュを楽しめたりするコーナーも設ける。「ワークショップは参加しなくても、のぞくだけでも楽しいので、はけ市のメンバーと『会場全体をワークショップの市場のような空間にしたい』と考えた」という。

 「買い物は、自分の使うもの、食べたいもの、好きだなと思うものを手にとって、考えて、選んで、店の人に聞いてみたりする、実はとてもアートな活動。今回も買い物を楽しむように意識していない自分の中のアートを、来場者それぞれが楽しむ場になれば」と神津さん。「ワークショップの内容は、小さなお子さまから年配の方までどなたでも楽しく選んで参加できるものばかり。当日は午前中(9時~13時)に『はけ市』も開催されているので、併せて楽しんでいただければ」とも。

 開催時間は12時~16時。参加無料。ワークショップごとに定員あり(当日先着順)。詳細はホームページで確認できる。

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