国立市内で「フェアトレード月間」、一橋大生サークルによる恒例企画

まちチョコ5周年となる今年は国立らしさを重視したデザインを採用した

まちチョコ5周年となる今年は国立らしさを重視したデザインを採用した

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 一橋大学フェアトレード推進サークル「ラポンテ」は現在、国立市内各所で恒例の「フェアトレード月間」を展開している。

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 今年は、「ワークショップ企画」「まちチョコ企画」「フェアトレードカフェ企画」を展開。「ワークショップ企画」では先の一橋祭でフェアトレードのビーズを使ったイベントを実施した。

 「まちチョコ企画」は今年で5年目。市民から募集したデザインを大学生がオリジナルパッケージのフェアトレード・チョコレートにアレンジし販売することで、フェアトレードの普及と地域活性化を目指す。

 「当サークルが国立市で活動を開始したのがきっかけで現在では参加大学が増え、関東、関西の約20大学が『まちチョコ』づくりを行い、大学の学園祭や各地域の喫茶店などで販売している」と話すのは同サークル広報担当で同大学商学部1年の田野倉さん。

 「昨年よりも『国立らしさ』を重視したデザインを募集し、市民だけでなく、お土産としても手に取っていただきやすいパッケージにした。特に『生産者の見える貿易』という点に留意し、チョコレートの原料であるカカオや砂糖の生産者についての情報をリーフレットに添えたので、よりフェアトレードを身近に感じていただけるのでは」

 「フェアトレードカフェ企画」では、市内の「カフェクオーレ」(東3)、「ここたの」(富士見台1)、「マフィンフィールド」「Yume*Timeカフェ」(以上、東1)のカフェ4店で、フェアトレード製品を使ったメニューを用意。各店内にはフェアトレードに関する展示も行っている。「食べて、見て、フェアトレードを『楽しむ』というコンセプトで企画した」という。

 「まちチョコをたくさんの方に手にとっていただき、国立をもっと好きになってもらうとともに、フェアトレードの展示などを通じて、今後フェアトレード製品を買い物の選択肢に入れていただければ」とも。

 11月30日まで。

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