国立「商協さくらホール」(国立市東1)で11月26日、コミュニティー活動を支援する交流会「コミュコン」が開催される。
国土交通省による「『新しい公共』の担い手による地域づくり活動環境整備に関する実証調査事業」の一環として「CESA(せっさ)くにたち」が主催する同交流会。「CESAくにたち」とは、国立市の多様な資源を活用した新事業の創出による地域活性化を目的として設立された、地域コミュニティーの起業家・創業者を支援する組織。
「『新しい公共』の可能性が注目されており、国立市でも市民主体による地域の産業振興、公共サービスの代替・補完、地域社会の課題解決などのコミュニティー活動が盛んになりつつある。こうした『新しい公共』の領域にかかるコミュニティー活動を始めようと考えている方々を対象に、『人的ネットワーク』『アドバイス』『場所』などの必要なサポートを提供し、その活動を一歩前進させることを目的として企画した」と話すのは「CESAくにたち」事務局の間瀬さん。
当日は、コミュニティープロジェクトを始めたいと考えている人が集まり、お互いが「おすそ分け(提供)できること」と「おすそ分け(提供)してほしいこと」を披露しマッチングする場を提供する。同日は、希望者を対象に専門アドバイザーによる起業相談会も開く。
「地域を舞台にみんなの笑顔を生み出すようなプロジェクト、好きなまちで仕事をつくる創業、ショップやカフェの開業、地域や社会の課題を解決するコミュニティービジネスやソーシャルビジネスの立ち上げ、本業とは異なる週末起業やライフワークなどに取り組んでいる方、または、これから取り組もうと考えている方にぜひ参加していただきたい」と間瀬さん。「年齢・属性・プロジェクト経験の有無は問わない。国立市民の方はもちろん、市外からの参加者も歓迎する」とも。
開催時間は14時~16時。定員30人(事前申込制)。参加費1,000円(飲み物代込み)。起業相談会は11時~13時。定員8組(事前申込制)。申し込みの詳細はホームページで確認できる。