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立川で「地域コミュニティ活性化」シンポ-地域で絆を生む企業の取り組みに焦点

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 立川市役所で12月3日、地域コミュニティ活性化シンポジウム「うちの会社も市民です~地域の“絆”を生み出す企業の取り組み~」が開かれる。立川市社会福祉協議会内の市民活動センターたちかわ(立川市富士見町2)が企画する。

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 「震災以降、地域の絆が見直されている。当センターでもこれまで地域住民や市民活動団体、ボランティアグループとの活動の中で、人と人とがつながるためのお手伝いをしてきたが、多様化している社会の中で絆を生み出していくことは容易ではないと実感してきた。この課題にどう取り組もうかと、センター運営委員会で議論を重ねた結果、『企業』の取り組みにヒントがあるのでは、という声が上がった」と同センター担当者。

「企業は本来営利活動を目的とした経済活動を行う団体だが、近年、社会貢献活動や地域貢献活動を積極的に行う企業も増えている。地域だけでは解決できない新たな課題も、市民活動団体や企業と協働を図ることで解決することができるかもしれないと考え、このシンポジウムを企画した」という。

 当日は、日本フィランソロピー協会理事長の高橋陽子さんが「企業とまちづくり」をテーマに基調講演を行う。その後、多摩信用金庫価値創造事業部部長の長島剛さん、ジェーシービー総合企画部CSR推進室長の藤解和尚さん、弘久社ソーシャルビジネス開発部課長代理の南谷尚さんが、企業の事例報告を踏まえてパネルディスカッションを行う。終了後は交流会も予定。

 「企業も一市民であるということをテーマに、地域の中で絆を生み出していく方法を探る機会にしたい。立川市内外の企業はもちろん、地域企業との協働を図りたいと考えている市民の方々にも広く参加していただければ」とも。

 開催時間は13時30分~16時。参加無料。定員80人(先着順、事前申込制)。申し込み方法は同センターホームページで確認できる。

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