西武鉄道国分寺線の恋ヶ窪駅(国分寺市戸倉1)で現在、「恋」を切り口とした「恋まちプロジェクト」が展開されている。
西武鉄道の若手社員によって、女性目線の新しい切り口で沿線の活性化を図ることを目的に結成された同プロジェクト。日本に4つしかない「恋」の文字がつく駅である同駅を、「恋のまち」として知名度を向上させるための活動と、沿線の女性向けスポットのPRに取り組んでいる。これまで、ハートのつり革設置電車の運行、「恋ヶ窪」駅名ストラップの販売、「鉄道にまつわる恋のエピソード募集」などの活動を行ってきた。現在、「恋にまつわるアート作品」を募集している(7月25日まで)。
「地元に働きかけたところ、市役所通り商店会で『恋まちストリート』事業が立ち上げられた。今月7日の『七夕イベント』では、恋ヶ窪在住のお客さまから『恋で地元を盛り上げてほしい』『もっとこうした取り組みを実施してほしい』との声を頂いた」と鉄道本部スマイル&スマイル部の西村さん。
「『恋』がつく駅をもつ4社(JR北海道・三陸鉄道・智頭急行・同社)で立ち上げた『恋駅プロジェクト』でも、相互の知名度向上・地域活性化を目的に今後、連携した取り組みを実施していく予定」とも。