立川市では11月10日・11日に「秋の楽市」を、国立市では11月2日~4日に「天下市」を、国分寺市では11月4日に「国分寺まつり」をそれぞれ開催し、本格的な秋祭りシーズンを迎える。
立川市で開催される「秋の楽市」は、昭和記念公園(立川市緑町3173)内のみどりの文化ゾーン全面を使用して開催される。同イベントは、市民の活動展、立川の名産展を行う「立川しみん祭」、市内商店街や各種模擬店などを展開する「たちかわ商人祭」、農産物品評会、農産物即売などを行う「農業祭」、シルバー人材センター事業・活動状況PRなどをする「シルバー人材センター・フェスタ」、立川在住アーティスト集団の作品展などを行う「Autumn Picnic 2」の5つの祭りの複合イベント。「アンパンマンショー」(10日)や「東京ヴェルディ1969」の選手によるサイン会(11日)なども予定。
国立市の「天下市」は今年で42回目。国立駅南口大通り(大学通り)をメーン会場として開催される。特に、小学4~6年生がマーケティングや仕入、製造から販売までの「お店作り」のプログラムを通じて「生業の楽しさ」を体験する「チャレンジキッズ」による販売会は毎年恒例。今年は初めて小学生以下の子どもたちを対象に「乗って遊ぼう!ポニーふれあい広場」を開催し、ポニーと触れ合うことができる企画も予定している。
「国分寺まつり」は、武蔵国分寺公園(国分寺市泉町2)で開催。当日は商工祭、農業祭、約175店が出店する市民まつりが行われる。国分寺市と姉妹都市である新潟県佐渡市から直送される鮮魚の販売は、毎年行列ができる人気イベントの一つ。初めての試みとして市民団体による「ジャズコンサート」も実施される。
「国分寺まつり」を主催する国分寺まつり実行委員会は「市民のお祭りなのでできるだけ多くの市民には来ていただきたいのはもちろんだが、それだけではなくあまり国分寺のことをご存じない方にも来場していただければ」と期待を寄せる。