立川市は1月18日から、車体を「国体バージョン」にラッピングした市内循環バス「くるりんバス」の運行を始めた。
同バスは、2002年から立川市が運営するコミュニティーバス。現在は、5台のバスが、同市の栄町・幸町・武蔵砂川駅方面を走る「きたくるりん(左回り)」、緑町・武蔵砂川駅・砂川方面を走る「きたくるりん(右回り)」、錦町・羽衣町・富士見町方面を走る「みなみくるりん」、昭島駅北口・松中団地操車場間を走る「にしくるりん(西西ルート)」、松中団地操車場・武蔵砂川駅間を走る「にしくるりん(西東ルート)」の5ルートを運行する。
今回の国体バージョンのラッピングは、スポーツ祭東京2013のマスコットキャラクター「ゆりーと」と、立川市キャラクター「くるりん」の2匹がコラボレーションした立川市ならではのデザイン。立川市で開催される正式競技である、バレーボール・バスケットボール・自転車(トラック・レース)・軟式野球の4競技や、デモンストレーションとしてのスポーツ行事である、ミニテニス・ダンススポーツの2行事のデザインもあしらう。「今年9月に迫ったスポーツ祭東京2013開催に向け、立川市内の開催機運を高めるため、『くるりんバス』にラッピング広告を掲載することにした。『ゆりーと』と『くるりん』をコラボレーションさせ、市民に『くるりん』周知を進めることも目的」と、スポーツ祭東京2013立川市実行委員会事務局の田中真吾さん。
18日から1台が運行を開始。順次、残りの4台にもラッピングを施し、今後全ての路線で「国体バージョン」の同バスが運行する予定。現在、運行中の1台がどの路線を走るかは、「5台を日によって回しているため」公表不可。
ラッピングバスの運行は10月14日まで。