東京経済大学(国分寺市南町1)の学生らが7月、ウェブサイト「国分寺物語 ぶんぶんぶら~り国分寺散歩」をオープンした。
同大学でソーシャルマーケティングを学ぶ小木紀親ゼミの学生と、ウェブサイトを活用した地域ブランディングなどを手掛ける一般社団法人ニッポニア・ニッポン(港区)とのコラボレーションにより実現した同サイト。地元の人たちに国分寺の魅力を再発見してもらうことを目指すという。
サイトでは、国分寺で仕事をする人や住んでいる人、名所などにスポットを当て、人や場所が持つ魅力を物語仕立てにして発信。記事の取材、執筆を学生が担当し、現在は、文具店「山水堂」(南町3)を営む小林治さんや「武蔵国分寺」(西元町1)の星野亮雅住職へのインタビューなどを掲載する。
また同サイトの開設に伴い、写真やコメントの投稿を通じ、学生と市民、市民と市民が交流できる場として4月に開設したフェイスブックページとも連動。フェイスブックページへ投稿された国分寺にまつわる写真を、同サイトの「おさんぽ写真館」のコーナーにも掲載する。
今後は取材を通して知り合った人や、紹介を受けた市民などを取り上げていくほか、市内にある地名「恋ヶ窪」にちなんだ恋愛小説を学生が執筆、掲載していく予定。