立川の商業施設「アレアレア2」（立川市柴崎町3）で9月7日、「CHARITY MUSIC SHOW　『ずっとつながロード』」が開かれる。

オリジナル支援グッズ「ガンバッチ」の新作。「ずっとつながロード」をテーマにデザインされた。

　主催は震災被災者を支援する会「Cobushi　Project」。同会は、オリジナル支援グッズの製作・販売や支援イベントを展開。立川市・大山団地に避難する被災者へ「立川・東日本大震災避難者を支援する会」を通じ、これまでに約100万円の収益金を寄付するなどのチャリティー活動を行ってきた。

　同会主催のチャリティーイベントは今回で9回目。「まだ何も解決していないが、震災から2年がたち風化されてきていると感じることも多い。継続していくことが大切との思いから今回のイベントを企画した。今回のキャッチフレーズ『ずっとつながロード』には、震災を風化させないという思いや、被災者の方と協力者の方との物理的なつながり、心のつながり、そして、私たちがそのつながりをつくる接着剤になれたらという思いも込めた」と同会の押切千枝さん。

　当日は、「立川・東日本大震災避難者を支援する会」会長で大山団地自治会長の佐藤良子さんと同会メンバーによる対談や、アメリカ在住の国際派シンガー紫（ゆかり）さんとサックス・フルート奏者miwakoさんとのシャンソンやジャズなどのライブを予定。ライブの衣裳は姉妹ユニット「saiwai」の押切姉妹が担当。エコをテーマに珍しい素材を使った服も登場する。

　会場では、同会オリジナル支援グッズの新作缶バッジ「ガンバッチ ver.3」7種（大小2個セット、各500円）をはじめ、手作り作家ら約30人が提供するチャリティーグッズ、大山団地に避難する被災者が作った手作り作品も販売する。

　「どんな方にも楽しんでいただけると思う。出入り自由なので、ぜひ気楽にのぞきに来てほしい」と押切さん。

　開演は14時。入場無料。グッズ販売は11時～15時30分。収益は全額「立川・東日本大震災避難者を支援する会」に寄付する。詳細はホームページで確認できる。