立川駅周辺で1月19日、立川の魅力を再発見するウオーキングイベント「立川しっぽりさんぽ」が開かれる。主催は法政大学キャリアデザイン学部荒川ゼミ。
2010年に「法政大学文化振興団体 立川計画」を立ち上げた同ゼミ。若手のミュージシャンと映像クリエーターがタッグを組んで、パブリックアート群の「ファーレ立川」をモチーフにミュージックビデオを制作、市内外に発信する「FARET TUBE(ファーレ・チューブ)」と題した活動を行った。そのほか、多摩地域の若者が集まり「自分たちが地域で何ができるか」などを討論する「わかものサミット」などを開催。今回は、「わかものと地域をつなげる」をコンセプトに立川など多摩地域で活動をしている団体「Design Lab. t.s.d.c.」も協力する。
「わかものサミットの中で、立川は駅ビルの買い物だけで済んでしまって街に降りるきっかけがないという意見が挙がっていたが、立川でフィールドワークを行う中、ユニークな個人店やペイントでにぎやかな地下歩道など、立川だけの魅力あるスポットがたくさんあることを知った。そうした『ディープな立川』をもっと知ってもらい、立川の魅力を再発見してもらいたいと思った」と同ゼミ4年の府川史織さん。
当日は、立川市子ども未来センター(立川市錦町3)を出発し、立川駅周辺の隠れた名店や、癒やしスポット、参加者お気に入りの景色など、立川の街を巡りながら、普段見落としがちなスポットを参加者と共有する。昼食はイタリアンレストラン&バー「BRUT(ブリュット)」(曙町2)で現在休止中の「幻のランチ」を食べる。
「立川在住の方や通勤通学されている方はもちろん、中央線利用者の方など、少しでも興味を持ってもらえたら、どなたでも参加いただける。ぜひ気軽に参加いただければ」(府川さん)
参加費は1000円(昼食代、保険代を含む)。定員15人。対象は小学生以上(小学生は保護者同伴)。事前申込制。詳細はフェイスブックページで確認できる。