立川グランドホテル(立川市曙町2)で2月11日、「多摩の逸品 農商工祭」が開催される。主催は一般社団法人バリューアップ・ジャパン(福生市)。
同イベントは、全国商工会連合会の「地域力活用市場獲得等支援事業基金」交付事業で、「地域振興等機関主催型広域展示販売・商談会事業」の一環として開催。西多摩地域や山梨県西部を中心とした農林漁業者、商工業者ら57企業が参加し、多摩地域の魅力発信による新たな販路開拓、農・商・工等異業種間の連携強化による共通価値の創造などを目指す。
当日は53店が出店。立川の「うど」、あきる野の「のらぼう菜」、青梅の「ニンジン」などの地元野菜のほか、東京都初の銘柄牛・秋川牛の「秋川牛レトルトカレー」や山梨県小菅村産キビを100%使った「しお麹(こうじ)・しょうゆ麹」など地域資源を活用した商品をそろえる。地元の卵・野菜を使った「西多摩もちもちマフィン」や五日市産「のらぼう菜」を練りこんだ「のらぼううどん」など、農・商・工連携から生まれた商品も用意する。
同イベント開催に合わせ、同ホテルの塩崎料理長が開発した特別メニューを提供。立川産「うど」、あきる野産「のらぼう菜」「こだわり卵」、西多摩産「東京牛乳」を使った「立川うどとのらぼう菜のキッシュ」や、あきる野産「秋川牛」、青梅産「奥多摩ワサビ」を使った「秋川牛ローストビーフ」など、多摩の食材を使った料理を提供する。
「当日は商談コーナーも設ける予定。『多摩の逸品』を再発見したい地域の方はもちろん、バイヤーや飲食店事業者の方などにもぜひお越しいただければ」と同事務局担当者。
開催時間は10時~17時。入場無料。