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国立市、ふるさと納税に「旧駅舎再築」追加-同じ場所での再築目標に

三角屋根の旧国立駅舎

三角屋根の旧国立駅舎

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 国立市は2月3日、ふるさと納税「くにたち未来寄附」の使途に「旧国立駅舎再築のため」の項目を追加し、再築に向けての機運醸成を図っている。

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 ふるさと納税は、任意の自治体に寄付し、確定申告することにより所得税と住民税の2,000円を超える部分について、一定限度額まで控除される制度。使途は指定することができる。

 旧国立駅舎はJR中央線の高架化工事に伴い、2006年10月に解体された。三角屋根の強い個性の意匠や、基本構造等の技術的価値、大正時代の木造駅舎としての希少性などから同市有形文化財建造物に指定され、部材等が保管されている。 

 「2018年度にほぼ元の位置で、木造での再築を目標としている。建築費等は土地取得費等を含め約6億円を見込んでいる。再築後は情報発信・交流機能を持つ文化系施設として、国立の歴史等の展示や多目的スペースとしての活用を検討している」と同市政策経営部の高橋さん。

 1万円以上の寄付には、同市商工会認定ブランド「くにたちStyle」の中の商品が進呈される。クレジットカードでの寄付も5,000円以上から受け付ける。

 高橋さんは「1926年の国立駅開業時から多くの方に愛されてきた赤い三角屋根の旧駅舎再築のために、ご支援いただければ」と呼び掛ける。

 寄付の詳細は市のホームページで確認できる。

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