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国立で向田邦子「阿修羅のごとく」の脚本を読む会-舞台となった街で

テネシーウィリアムズの読書会の様子

テネシーウィリアムズの読書会の様子

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 国立のコミュニティープレイス「国立本店」(国立市中1)で3月15日、向田邦子さんの「阿修羅(あしゅら)のごとく」の脚本を読む会が開かれる。

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 国立本店は、有志から成る「ほんとまち編集室」が企画・運営し、本・街・編集・デザインを意識しながら、さまざまなイベントやワークショップを行っている。店内に設置された「ほんの団地」は、運営メンバーなどがそれぞれ持ち寄った本を「部屋」に見立てた自分の本棚に並べ、自分のテーマに沿った「部屋づくり」をするもの。

 同会を企画したのは、同店のメンバーである南部道子さん。「すでにお店で読書会を開催している山路けいとさんとお話しする中で、私の本棚に向田邦子さんの本が置いてあるのに気付いた山路さんと意気投合し、今度は向田邦子さんの本を読もうということになった」と開催の経緯を話す。同イベントの内容は、役を参加者で配分し、自分のセリフの箇所を読み合うというもので、参加者は15人程度を予定する。

 「阿修羅のごとく」は、国立が舞台となった向田邦子さん脚本のテレビドラマで、1979(昭和54)年と1980(昭和55)年にNHK総合テレビで放送された。後に小説化され、2003年に映画化、2004年には舞台化された。南部さんは「国立(の街)で国立が舞台の本を読むことで、そのストーリーが醸し出す空気感も味わいながら楽しめるのではと思い、阿修羅のごとくをセレクトした。参加してくださった方全員がその時間を楽しめるような会にしたい」と意気込みを見せる。

 開催時間は18時~20時。参加費500円。事前申し込みが必要。詳細はホームページで確認できる

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