くにたち郷土文化館で「冬の星空ウオッチング」-火星とオリオン大星雲観察

月のクレーターまではっきり見えると、感激する人も多い

月のクレーターまではっきり見えると、感激する人も多い

  • 0

  •  

 くにたち郷土文化館(国立市谷保、TEL 042-576-0211)は1月18日、大型天体望遠鏡を使って「冬の星空ウォッチング」を開催する。

[広告]

 同イベントは、毎年同館内の「武蔵野庭園」で空気が澄む秋と冬に年3回実施。今年度は2回目の開催で、テーマは「火星とオリオン大星雲」。前回は昨年11月に「月と二重星」を観察し、約30人の参加者を集めた。過去に「火星大接近」をウオッチングした際には200人以上の参加者があるなど、同館でも好評を集めているイベントの一つとなっている。

 講師は、杉並区立科学館でプラネタリウムを担当している伊東昌市さんが担当。伊東さんは、杉並区立科学教育センターで物理指導主査としてプラネタリウムを用いた天文教育に携わり、1989年にはクアラルンプール国立プラネタリウム建設計画に政府調査団として参加した。「地上に星空を」(裳華堂)、工作による天体観測(共立出版)など天体に関する著書も多い。同イベントでは、伊東さんが中心となって観察のサポートをするだけでなく、天体や宇宙の説明なども行う。

 同館担当者は「親子連れを中心に年配の方まで幅広い年代の方々に毎回多数参加いただいている。年配の方でも実際に天体望遠鏡をのぞいたことがある人も少なく、月のクレーターまではっきり見える大型の天体望遠鏡をのぞいて星空を観察するだけでも感激されることが多い。空気が澄み星空がよく見えるこの季節に、ぜひ一度、気軽に星空ウオッチングに参加していただきたい」と話している。

 当日は、18時30分より星空ウオッチングを開始。雨天・曇天の場合は、館内で伊東さんが星や宇宙についての解説を行う。参加無料。

くにたち郷土文化館

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース