「三井ショッピングパーク ららぽーと立川立飛」（立川市泉町）で12月7日、関係者向け内覧会が行われた。

「mitsucul」スタート記念イベントにダレノガレ明美さんが登場

　12月10日にオープンする同施設は、「ららぽーと」としては12店舗目。敷地面積約9万4000平方メートルに、多摩モノレール・立飛駅と連絡ブリッジで直結する3階建ての店舗棟と約3100台の収容が可能な駐車場で構成する。

　コンセプトは「＆Garden Tachikawa」。施設内には「キッズプレイエリア」を備えた芝生の公園や富士山も望めるデッキなどを整備するほか、館内中央にはシンボルツリーとしてカシの木を植えるなど、自然と調和した居心地のいい空間を目指す。

　西東京エリア初出店となるハワイ発祥の「Eggs'n Things」や、ナノ・ユニバースによるセレクトショップ「NANO・UNIVERSE FRAMMENTO CUORE」など新業態や東京初出店の50店舗を含む250店が出店。「音楽」「文化」「子育て」をキーワードに、新サービスの提供やショップ間のコラボレーションにも取り組む。

　学生の活動を応援するららぽーと初の取り組み「ららキャン」では、武蔵野美術大学の学生が同施設の壁面デザインや家具、屋外オブジェなどの制作を担当する「産学共同　スペースデザインプロジェクト」を展開。学生が地域住民や同施設従業員と共に制作した作品「sky」が3階廊下壁面を彩る。来春には、その他の作品のお披露目を予定する。

　同じく初めての取り組みとなる「mitsucul（ミツカル）」では、人気アプリ・キュレーションマガジン「antenna（アンテナ）」とコラボし、20～30代の働く女性のための「暮らしを彩る」「暮らしに役立つ」ワークショップやイベントを行っていく。内覧会では同企画スタートを記念し、アートフラワーユニット「plantica（プランティカ）」の木村貴史さんを講師に迎え、モデルのダレノガレ明美さんが生け花に挑戦するイベント「生け花女子のススメ」も行われた。今後は、クリスマスクッキー作りや一人旅講座などの開催を予定する。

　子育て中のファミリーに向けては、ビュッフェレストランと保育士が常駐する子ども用遊具コーナーを併設する施設「KidsBee」が都内初出店となるほか、授乳室で好きなヒーリング音楽を試聴できる「ママ＆キッズサウンド」や、子ども連れに便利な施設やサービスを紹介する「パパ＆ママにうれしいフロアガイド」の導入など、サービスの充実を図る。

　10日のオープン当日は、17時45分からカシの木を囲んだ「テラリウム」で国立音楽大学の学生らによるハンドベル演奏と3Dプロジェクションマッピング「『かしの木ビレッジ』物語」の点灯式を実施する。2階イベント広場では18時から特別プログラム「ようこそ！かしの木ビレッジへ」の上映も行う。

　オーブンを記念して各ショップでは限定ノベルティーや特別価格の商品などを用意（期間・内容は店舗により異なる）。交通系ICカードを使って多摩モノレールや立川バス、西武バスで来館すると同施設で使用できる買い物券500円分を進呈するキャンペーンも実施する（12月10日～13日と19日～2016年1月11日の土曜・日曜・祝日）。

　12月10日～13日の営業時間は、スーパーマーケット＝9時～22時、レストラン＝10時～22時、フードコート・その他＝9時～21時。14日からは、同9時～22時、同11時～22時、同10時～21時。