昭和記念公園（立川市緑町）で3月26日・27日、「旅いくキッズフェスタ in 国営昭和記念公園」が開催される。

　JTBコーポレートセールス（千代田区）が2010年から展開する「旅いく」は、旅・体験を通じて子どもたちの成長を手助けする取り組み。企業や地域行政などと連携し、子どもたちが社会で生きる力の芽を育てる「旅いくプログラム」を全国各地で開発・実施している。

　同イベントは、開催地域と協力し、地域の魅力を体験できるスペシャルプログラムや体験プログラムを集め、親子向けの体験型イベントとして開く。「同イベントを通して、子育て世代を応援し、子どもたちの学びにつなげるとともに、開催地域の観光振興にも寄与できれば」と同社企画開発局旅いく推進室長の大竹千広さん。

　3回目の開催となる今回は、スペシャルプログラムとして、子どもたちがリレー形式で山や川、高さ3メートルの高層タワーなどをデザインする「未来のまちをデザインしよう！」と、多摩地域をはじめとする各地の特産品ブースの販売の仕事を体験できる「青空キッズマルシェ」を用意。

　「アウトオブキッザニア in すみだ」と「アウトオブキッザニア in KOTO」が展開する「ものづくり体験」や、日本有数の豪雪地帯・新潟県十日町市から運んだ雪で作る「雪遊び広場」など人気の旅いくプログラムを体験できる「出張旅いくプログラム」や、不思議な生き物「こびと」の生態や捕まえ方などが描かれた絵本シリーズ「こびとづかん」とコラボレーションしたオリエンテーリング形式のワークショップ「こびと探しに挑戦だ！」など、家族で楽しめるワークショップ、アトラクションショーをそろえる。

　キッチンカーも出店し、立川の名物調味料「もとだれ」を使った「もとだれだんご」や東村山発祥の「黒焼きそば」などを販売するほか、テラダモケイやこびとづかんの物販ブースも。

　「大人数だからできるワークショップやこだわりのあるワークショップが数多く登場する。春休みの週末のお出掛けに親子で楽しんでいただければ」と大竹さん。

　開催時間は10時～16時。参加無料（一部ワークショップは材料費が必要）。プログラムにより開催日時は異なる。参加申し込みは当日会場で受け付ける（一部は事前申し込みや整理券が必要）。