立川市は、6月1日より施行される「立川市安全で快適な生活環境を確保するための喫煙制限条例」に先立ち、市内で周知キャンペーンを行っている。
同条例は喫煙者と非喫煙者の共存・分煙を目指し、市内全域の公共の場所では、歩きタバコとポイ捨てを禁止、さらに立川駅周辺では指定場所以外での路上喫煙を禁止することが定められている。近年、市民から喫煙制限の声が高まり、立川駅の乗降客数が年々増加の一途をたどり、人込みの中での歩きタバコが原因となった事故の事例もあるため、同市では協議会を設置。協議会での議論を重ね、今回の条例制定に至った。
「市民の声をもとに、市民と共に作り上げた条例」(同市担当者)ことから、市民ボランティアとともに啓発活動を実施。施行までの間、数回条例の概要が記載されているティッシュの配布などで条例をアピールする。6月1日以降も「喫煙状況を見て喫煙マナーやルールの周知などを続けていきたい」(同市担当者)と話している。
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