信州の手作り家具工房が国立にギャラリー開設-木工作品販売も

「ミルクギャラリー」店内の様子

「ミルクギャラリー」店内の様子

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 国立駅北口に6月6日、「ミルクギャラリー」(国立市北1、TEL 0425-73-8850)がオープンした。

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 同店は信州のハンドメード・オーダー家具店「木工房・Taka Factory」(長野県諏訪郡)が運営・管理するギャラリーで、オリジナルデザイン家具のほか、同工房で製作している木の器や小物などの木工作品を常設展示・販売する。店舗面積は約8坪。

 同工房代表の高地豊さんは「作り手の一方的な好みを押し付けるのではなく、コミュニケーションをとりながらお客様の生活スタイルや部屋の様子などをうかがった上で、使う人の希望やイメージを形にする家具を製作している」と話す。高地さんが同店のオーナーと知人関係にあったことから、出店が決まったという。

 同店はアートスペースとしても開放しており、クラフト作品をメーンに、さまざまな作家の企画展示会や個展を開催する。今月31日までは、原料の栽培、紙漉きから張り付けまで行う京都の和紙作家・ハタノワタルさんによる壁面装飾作品と、ガラス作家・大村俊二さんの展示会を開催中。「水」「竹」と題するガラス作品や日用食器まで約20点を展示・販売する。アートスペースと常設作品との境界は設けず、木工作品とアーティストの作品を融合させるかたちで展示を行う。

 今月21日には、同店が入居するビル1階のカフェの協力で「ミルクギャラリー・夏のコンサート」を開催予定。フルートやピアノ、声楽による楽曲演奏を行う。入場料=1,800円(コーヒーとケーキ付き)。

 「客層は30~40代の女性の方が多く、展示してある家具をご覧になって注文してくださる方もいらっしゃる。気軽に立ち寄って、作品に触って楽しんでいただけたら」と高地さん。「これまで国立は大学通りのある南口が栄えていたが、最近は北口にも個性的で素敵な店がたくさんできている。地元とのつながりも大切にしたい」とも。

 営業時間は11時~19時30分。火曜・水曜・木曜定休。

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