ファーレ立川(立川市錦町2)で8月23日、同エリアに設置されたパブリックアートを管理するボランティア団体「ファーレ倶楽部」(TEL 042-535-1396)の案内による「夕涼みアートツアー」が開催される。
立川駅北口の米軍基地跡地に展開する同エリアは、街にアートを導入し、芸術・文化のメッセージを発信するというコンセプトで立川市が建設した。36カ国・92人のアーティストの作品が109カ所に点在し、作品の多くは街灯や車止めなど、街の一部として機能している。
夏の恒例行事となっている同ツアーは、今年で10回目。街灯や壁面照明のネオン作品など、夜間に鑑賞すると映える作品を中心に紹介する。見どころは、スティーヴン・アントナコス(ギリシャ)が手がけたルーフ・ライティング「Ena-1」、壁面照明サイン「Tessera-4」、ロバート・ラウシェンバーグ(アメリカ)による・駐輪場のネオンサイン「自転車もどきVI」、イーエフペー(フランス)作「街灯」など。
「すでに20人ほどの方に予約いただいている。市外からの参加者も多く、地元の人からは、普段何気なく通り過ぎている場所にこんなアート作品があったことに改めて気付かされたという驚きの声もよく聞かれる」と同倶楽部代表の中島さん。「日が落ちて涼しくなる夕刻のひと時、ライトアップされて魅力を増すアート作品の鑑賞を楽しんでいただければ」とも。
ツアー開催時間は19時~20時。定員30人(要予約)。18時50分、婦人総合センター・アイム1階ロビーに集合。雨天決行。