福永紙工(立川市錦町)、デザインディレクター・萩原修さん、とデザイナー・三星安澄さんの3者の共同プロジェクト「かみの工作所」は、10月22日から、国立本店(国立市中)で期間限定カフェ「かみの工作cafe」を開く。
同プロジェクトは印刷、加工の製造現場とデザイナーを直接結び、協力し合って新しい 紙の可能性を追求する試み。主に立川や国立で活動する3者だが、これまでに国立、原宿、御茶ノ水で「かみの道具展」と称して紙を使ったプロダクト製品の提案を行ってきた。今回国立で開く「かみの工作cafe」では、これまで発表してきた製品にさらにバージョンアップを重ねた新製品の展示、販売を行う。
今回参加するデザイナーは、andesignさん、eduさん、大治将典さん、オオノ・マユミさん、折形デザイン研究所、梶本博司さん、寺田尚樹さん、ドリルデザイン、のぐちようこさん、パスキーデザイン、三浦秀彦さん、ミリメーターら。期間中、デザイナーによる「かみの道具」の販売や、「かみの工作教室」も予定している。
福永紙工の山田さんは「子どものこに誰もが経験していて、大人になっても忘れられないのが『かみの工作』。1枚の紙から何ができるのか、その可能性を探るのは大人にとっても楽しいもの。今回の期間限定カフェでお茶でもしながら、紙と戯れる時間を楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は12時~17時。火曜定休。22日19時からオープニングパーティーを行う。11月17日まで。