「参加・体験・感動！！ 立川ふれあいこどもまつり」が3月9日、たましんRISURU（リスル）ホール（立川市錦町3）で開催される。

前回のイベントの様子

　東京都の事業として2016（平成28）年度から3年間同会場で開催され、子どもたちと舞台芸術の出合いの機会をつくった「ふれあいこどもまつり」のイベントを継承。地域実行委員を担ったメンバーを中心に実行委員会を立ち上げ2021年に初開催し、昨年はコロナ禍による制限が緩和され、500人を超える来場があった。今回で5回目となる。

　当日は、2階大ホールでオーケストラ公演がある。午前と午後で2ステージを行い、午前の部では「ハリーポッターと賢者の石組曲」や「ジャンボリミッキー」など、午後は「交響組曲『魔女の宅急便』」などを演奏する。公演の間に、ホワイエで楽器体験も行う。1階ロビーでは、竹とんぼやけん玉、お手玉などの昔遊びを用意。地下のサブホールでは、人形劇やわらべ歌、ハーモニカコンサート、工作やゲームなどを行う。

　実行委員会の中嶋節子さんは「子どもたちが自由に参加し、今まで興味のなかったことにも目を向けられるように企画した。近年は地域の中でつながりが希薄になっているが、大人と子どもが文化体験を通して感動を共有し、地域でつながるきっかけになれば。赤ちゃんから大人まで多くの人に楽しんでもらえれば」と呼びかける。

　開催時間は10時～16時。人形劇のみ有料で、大人＝2,000円、17歳以下＝1,000円、3歳未満無料。人形劇とわらべ歌はウェブサイトで申し込みが必要。