
「ダンスを見て志望校を決める新たな選択肢」をテーマにした中高生向けイベント「JOYINTO(ジョイント)」が8月24日、武蔵村山市民会館さくらホール(武蔵村山市本町1)大ホールで開かれる。
当日は、多摩地域の高校10校・約400人の高校生が出演。コロナ禍でのオンライン開催を経て今年で7回目を迎え、来場する中学生に向けてダンスを発表するほか、制服や部活動の魅力を在校生自身がプレゼンテーションをする「リアルな学校説明会」を行う。
主催は多摩地域で活動するダンサーやインストラクターから成るJOYINTO実行委員会。代表の髙橋朱音さんは武蔵村山市出身のダンスイストラクター。教え子から「ダンスのレベルが高い高校はどこ?」と進路相談を受けた経験から、進学先を学力だけでなく「高校でやりたいこと」から選べる場を作ろうと2018(平成30)年に同イベントを立ち上げた。会場ではプロ仕様の照明・音響によるステージを展開し、プロフォトグラファーが撮影も行う。
今年の出場校は、福生高校・砂川高校・東大和高校・瑞穂農芸高校・多摩高校・武蔵村山高校・東大和南高校・立川高校(以上、都立)、八王子実践高校・東海大菅生高校。昨年は900人が来場し、アンケートでは約7割が「イベントを見て志望校を決められた」と回答し、中学生や保護者から「一度に効率よく比較できた」「進路が明確になった」という声も寄せられ、高校生同士の交流の場にもなっているという。
髙橋さんは「いろいろな高校のダンスを一度に見られる貴重な機会。生のダンスパフォーマンスは迫力が違うので、多くの方に見に来ていただければ」と来場を呼びかける。
13時30分開演。入場無料。