立川のカフェ「ばくだん畑」(立川市富士見町2、TEL 042-522-2214)で2月14日、朗読イベント「怪奇幻想朗読百物語」(あやしおそろしひゃくがたり)第1夜が開催される。
同店は、音楽好きなオーナーの奥山さんが親子3人で経営する「大人のためのカフェ」。「広くて居心地が良いと好評」(奥山さん)の店内では、オールディーズ・バンドのライブや朗読会などが定期的に開催されている。
同イベントは、朗読劇を展開する「玉響企画」が主催し、「ことのは楽団・くぅ」「ゆにっと玉響」の協力で行われるもの。以前より同店で日中、朗読会を開催してきたメンバーが、時間帯と雰囲気を変え、古今東西の幻想的な怪奇譚を「百物語」として4話ずつ朗読する。
第1夜の演目は、遠藤周作「蜘蛛」、澁澤龍彦「女体消滅」、泉鏡花「海異記」、江戸川乱歩「人でなしの恋」。「恐いだけではなく、幻想的でエロティックな話も用意している、リーディングのプロによる大人のための朗読会。バレンタインデーの夜、アルコールや手作りのおつまみとともに、非日常の不思議な世界に浸ってみては」と奥山さん。「第2夜はホワイトデーの3月14日に開催し、100話を完読するまで続ける予定」とも。
当日は、開場=18時30分~、開演19時~21時頃まで。参加費は2,000円(1ドリンク、おつまみ付き)。事前の電話予約が必要。