国立のインテリアショップ「たとぱに」(国立市東1、TEL042-574-2169)で6月13日・7月11日、手すき紙を利用した小物作り「紙あそび」の会が開かれる。
同店は、オーガニックコットンのカーテンやメキシコの手織りラグ、古道具などを取り扱うインテリアショップ。「くらしを楽しむ」をテーマに活動を広げており、料理教室などさまざまな関連イベントを開催している。「紙あそび」は不定期に開催している手作り講座で今回2回目。
今回小物作りで使用するのは国立在住の西海さんが手がける「すくし」。すくしは本来「宿紙」と書き、かつて都の人々が使い古した和紙をもう一度崩してすき直した再生紙のことを指し、茶室の壁に貼って腰紙にしたり、和本の背表紙に使ったりと紙の風合いを生かして使用されていた。「好みの紙を選んで貼り合わせ、裏面には日本の古布を使用し、紙には柿渋や重曹を塗って強度を持たせ、色や質感に変化をつけて小物を作成していく」(同店の吉川さん)。
吉川さんは「今回は、はしケース、めがねケース、ブックカバーの中から自分の作りたいアイテムを選んでいただいて作っていただく簡単な作業なので、気軽に参加していただきたい」と話す。
開催時間は13時30分~15時30分。会費は2,000円と材料費。参加は電話・メールで受け付ける。