「かみの工作所」を展開する福永紙工(立川市錦町6)は現在、オリオン書房ルミネ店(立川市曙町2)で「かみの工作所 in オリオン書房」を開催している。
紙を加工してできる暮らしの道具を提案している「かみの工作所」は、国立市にある「つくし文具店」店主萩原修さんとの出会いをきっかけに、立川市にある紙の加工・印刷会社「福永紙工」とデザイナーが取り組む共同プロジェクト。今回、同じ地元で展開している「オリオン書房」が「かみの工作所」の取り組みに共感し、フェア開催が決まった。
期間中、梶本博司さんがデザインしたペットボトルと合わせて作る「紙の壺」(1,050円)や寺田尚樹さんがデザインした「100分の1建築模型用添景セット」(1,575円)、EDUさんがデザインしたハサミものりも使わずに組み立てられる「白黒動物」(1,260円)などを展示販売する。
「このフェアを通じて地元の方々にこのプロジェクトを知ってもらいたい」と話すのはスタッフの神田さん。「オリオン書房では『かみの工作所』にかかわっている人たちの書籍も一緒に展示している。これを機会に、『かみの工作所』のことをより深く知ってもらえるとうれしい」とも。
同フェアはPAPERWALL エキュート立川店でも開催。営業時間は、オリオン書房=10時~22時、PAPERWALLエキュート立川店=月曜~土曜7時~23時、日曜・祝日7時~21時。8月31日まで。