国立市の秋の風物詩「天下市」(商業祭)が11月1日~3日、大学通りで開催される。1964(昭和39)年から開催され、今年で44回目。
同イベントは、国立市内の商業者が日ごろの感謝の気持ちをこめて行う青空謝恩市。昨年は市内から100近い商店が出店し、市内外から延べ20万人が訪れた。
今年は、自動車販売店が数社デモカーを展示して特別商談会やマイカー講座を行う「モーターショー」、幼児から小学校低学年の子どもたちに人気の「乗って遊ぼう!ポニーふれあい広場」や「わくわく体験ちびっこものづくり」など、さまざまなイベントを予定する。昨年長蛇の列ができ即完売した「国立駅舎キューピー」の新作「いちょうバージョン」も700個限定で販売する。価格は600円。
天下市実行委員会広報担当の角田さんは「出店する各店は赤札を続出するなど毎回独自のセールを開催している。物販に限らず飲食店ゾーンでも天下市限定メニューを安値で提供するなど、『天下市ならでは』のものを用意している。今年も多くの人に来場いただき楽しんでいただければ」と話す。
開催時間は10時~18時。一橋大学の学園祭「一橋祭」(10月31日~11月2日)、「国立市民まつり」(11月3日)も同時期に開催される。