JR武蔵小金井駅南口駅前フェスティバルコートで2月13日、「第9回黄金井名物市」が開催される。主催は小金井商工会。
黄金井名物市は、小金井らしい名品・名店を創造することにより、商業・商店街の活性化を図ることを目的に2001年に初めて開催された。その後も「小金井ならでは」をコンセプトに、地域資源を活用した小金井独自の「黄金井ブランドづくり」で活性化を図り、市内商店街のPRとにぎわいの創出による地元商店街の活性化を目的に毎年開催している。
今年のテーマは、「ちょっと深く、小金井好きな市民を一人でも多く創出していくしかけづくり」。「従来のようにオリジナル商品や出店によるにぎわいや楽しみの演出だけでなく、散策やウオーキングでは味わえない、人との交流を通じた地域の魅力発見や体験ができる仕掛けづくりを意識した企画を用意した」(同商工会の柴田さん)。
今年初の試みとして「黄金井かるたとり クエスト」を開催。コースを選び、地図と写真をヒントに市内4カ所に設置した「チョイナカポイント」を探す。各ポイントでおみくじを引き、かるた交換店でおみくじを見せて郷土かるたと交換できるもの。メーン会場では、武蔵乃桜太鼓の演奏、東京学芸大学の学生によるジャズの演奏のほか、小金井産の栗を使ったオリジナル発泡酒「マロンの雫」の数量限定販売や小金井をテーマにしたメニューを展開する市内の名物店14店が出店する。
「小金井の史跡や武蔵野の面影を残した風景、雰囲気のある店や店員さん、魅力あふれる小金井の名所や名物に触れて楽しんでいただきたい」とも。
開催時間は11時~16時。雨天決行。