国立市谷保駅周辺の商店街と一橋大学の学生が現在、共同でフリーペーパー「やっほー」の制作に取り組んでおり、3月中の配布を目指している。
フリーペーパー制作は、「商店街には話が面白い商店主さんがたくさんいる。その魅力をアピールして、お客さんに商店街にもっと親しみを持っていただけるのでは――と考えたのがきっかけ」と一橋大学1年の藤田さん。「ただし、この地域はお年寄りの多いということもありウェブなどを使うよりも紙媒体でアピールすることを考え、さらに商店主さんの魅力がよりよく伝えるため、商店主さんが記者として作成することにした」と話す。
富士見台三商店街(谷保駅北口商店会、国立ダイヤ街商店会、富士見台名店街)の商店主らが記事を執筆し、一橋大学の学生4人がやっほー編集チームを結成し、企画・編集・広報などを担当する。創刊号では、「商店街で販売している食材を集めて作る春のお花見弁当特集、春の買い替え特集などを予定。毎回違う商店主さんが登場するコラム、やっほーのイメージキャラクター『やほレンジャー』の4コマ漫画も連載を予定。毎週土曜日に店頭で同紙をみせるとサービスが受けられるクーポンサービスも展開する」という。
藤田さんは「読んでくれた方が商店街で買い物をしたくなるように、商店主さんの魅力が伝わる記事にしたい。まずは近隣地域である富士見台地域住民の方々に読んでいただき、地元商店街の魅力を再発見していただければ。他のエリアの方でも、やっほーをきっかけに富士見台という地域に注目してほしい」と意気込みをみせる。
年4回発行。3,000部を用意し、国立市内各所で配布予定。