立川で「バンド臨終図巻」著者がトークイベント-長嶋有さんも来場

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 オリオン書房ノルテ店(立川市曙町2、TEL042-522-1231)は5月30日、「バンド臨終図巻」(河出書房新社刊)出版を記念して著者を招いたトークイベントを開催する。

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 同書は、クレイジー・キャッツからビートルズ、フリッパーズ・ギター、羞恥心まで古今東西洋邦200バンドの解散の真相に迫ったもの。今回は著者である速水健朗さんと栗原裕一郎さんがトークイベントを展開する。

 速水さんは、石川県出身のフリーランス編集者兼ライターでポップスターの自叙伝本コレクターでもある。著書に「タイアップの歌謡史」「ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち」「自分探しが止まらない」などがある。栗原さんは、神奈川県生まれの評論家。「〈盗作〉の文学史」(新曜社)で昨年日本推理作家協会賞受賞。音楽関係では「ミュージック・マガジン」、「音楽誌が書かないJポップ批評」などに寄稿。

 当日は、同書では書けなかった話を展開するほか、スペシャルゲストとして芥川賞作家の長嶋有さんも来場する。「本では読むことができないレアな話が聞けるまたとない機会。ファンの方はもちろんのこと、音楽ファンの方にも楽しんでいただける内容なのでぜひ足を運んでいただきたい」(同店担当の堤さん)。

 16時開演。入場料は500円(事前予約制)。申し込みは店頭・電話で受け付けている。

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