若手ミュージシャン70組にネットで投票-法大生の企画の一環で

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 法政大学文化振興団体「立川計画」の企画「FARETTUBE 2010」で、参加ミュージシャンへの一般ネットユーザーによる投票期間を迎えた。

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 同団体は、立川市出身で法政大学4年生の佐藤茉莉奈さんと比留間ひかりさんが中心となり発足。同企画は「音楽」「映像」「パブリックアート」をコラボレートした企画で、ネット投票によるコンペで勝ち残った若手ミュージシャンの楽曲のミュージックビデオを、ファーレ立川を舞台に学生映像クリエーターが制作するもの。「立川市を『文化芸術のまち』として対外的に発信し、文化芸術の力で立川市を盛り上げていくために当団体を発足し、今回の企画を立ち上げた」(同団体広報担当の大西さん)という。

 現在、先月21日まで公募した参加ミュージシャン約70組への一般ネットユーザーによる投票期間を迎えたが、2日に発表された中間発表の段階で4,000票以上の投票を集めている。「参加ミュージシャンの音楽ジャンルは、ギターやピアノの弾き語り、スカバンド、和楽器、ロックバンド、アカペラ、電子音楽、ポップス、R&B、ウクレレ、ジャズなど多種多様。まったく違う分野の音楽が同じイベントの中に共存しており、ミュージシャンの楽曲に対する思いへの共感など、技術面のみならず、幅広い視点で投票をいただいている」という。

 今後は、コンペで勝ち残ったミュージシャン上位20組を決定し、学生映像クリエーターがミュージックビデオを制作。制作したビデオは11月中旬にCINEMA・TWOで上映するほか、11月下旬には法政大学市ヶ谷キャンパスや立川駅前ビジョンでの上映も予定する。特別審査員には、SMAPの「らいおんハート」をはじめ数々の楽曲プロデュースを手がけるコモリタミノルさんを迎える。「普段触れることのない若手ミュージシャンの音楽に触れ、ファーレ立川をはじめとする地域文化資源の再発見にも関心を高めていただきたい」とも。

 投票は8月12日まで。投票者の中で希望者には抽選でミュージックビデオ上映会のチケットを進呈する。

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