![当日は35人が野菜スタンプで楽しんだ](https://images.keizai.biz/tachikawa_keizai/headline/1282004902_photo.jpg)
森の食農学校スマイル農園が運営する食育施設「スマイルキッチン」(立川市幸町5、TEL042-534-7350)は8月11日、初のワークショップ「野菜を使って スタンプをつくり 絵を描こう」を開催した。
スマイルキッチンは、農園で収穫した野菜をその場で調理できる東京で初めての食育施設として今年4月にオープン。以来、野菜をテーマにさまざまな企画を開催している。
今回の企画は、曲がったキュウリやピーマンやオクラ、ジャガイモの超SSサイズ、採り遅れのニンジンといったB級品の野菜や、料理で使ったタマネギの切れ端や傷の入ったナスなどを使ってスタンプを作り、スタンプを使って絵を描くもの。
当日は親子連れを中心に35人が参加。「ピーマンの断面を観察している子どもたちやタマネギのリングをいかしてぶどうの絵を描く子どもたちなどが楽しむ様子が見られた。大人たちもいつもなら捨ててしまうような野菜がすてきなアートに変化する様子に驚いていた」(同農園主の豊泉さん)という。画用紙に野菜のスタンプで絵を描くだけでなく、子どもたちが祖父母に宛てた絵ハガキも作成した。
豊泉さんは「野菜に触れて親しみながら野菜に興味をもつことで、子どもたちが野菜を食べるきっかけにしたい。今後もこういった企画を開催していきたい」と話す。