映画「十三人の刺客」のコラボレーション企画「ASSASSINS 13 PROJECT」で、キャラクターデザイナー土林誠さんが描いたキャラクターをタツノコプロ(国分寺市南町)がキャラクターデザイン化した。
「十三人の刺客」は、映画「クローズZERO」シリーズなどで知られる三池崇史監督がメガホンを取り、役所広司さんや山田孝之さん、稲垣吾郎さんら豪華キャストが共演する本格時代劇。江戸末期、将軍の弟で罪なき民衆に不条理な殺りくを繰り返す明石藩藩主・松平斉韶(稲垣さん)を暗殺するため、島田新左衛門(役所さん)の下に13人の刺客が集められ、参勤交代の列が通る「落合宿」を要塞(ようさい)化し、壮絶な決戦を繰り広げるアクションエンターテインメント。
土林さんは、「戦国BASARA」シリーズや、「Devil May Cry」「Shinobi」「Kunoichi~忍~」「VANQUISH」など人気ゲームのキャラクターデザインを担当。日本画を思わせるような独特なタッチと鮮やかな色彩で描かれるイラストは、ゲームユーザーにとどまらず幅広い層から高い人気を得ている。
「今回の企画では、映画に登場する13人のキャラクターを土林さん独自の解釈で描き下ろした。土林さんの独特の力強いタッチを生かしながら、タツノコプロの描く繊細で少女漫画的なタッチを融合させたキャラクターはつやのあるデザインで、女性ファンも好みそうなキャラクターに仕上げた」(同社担当者)。
映画公開に合わせて、このキャラクターを使った各種グッズ(9月25日~)、iPhoneアプリゲーム(9月下旬リリース)、モバイルコンテンツ(9月中旬~)として商品展開を図る。
同作品は9月25日から全国東宝系で公開予定。