新青梅街道沿いに「六厘舎」の新業態-つけ麺のドライブスルーも

10月にオープンした同店。連日多くの客が足を運ぶ。

10月にオープンした同店。連日多くの客が足を運ぶ。

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 つけ麺店「六厘舎」を運営する松富士食品(千代田区)は10月5日、新青梅街道沿いに「もっちりつけめん しゃりん」(武蔵村山市榎3、TEL042-516-8008)を開店し、連日多くの客を集めている。

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 同店は、今年8月に閉店したつけ麺店「六厘舎」を転換した新業態店。同店初のロードサイド店で、つけ麺店としては珍しいドライブスルーも併設。「つけ麺店に1人で入りづらいと考える女性の方や、親子連れなど、店に入らなくても店の味を楽しめるようにドライブスルーを展開しようと考えた」と同社広報担当の中島さん。「麺類のテークアウトは麺がのびてしまうという欠点があるが、つけ麺の場合はのびにくく、冷めても温め直せばおいしく食べられることからドライブスルーも可能だと考えた」。

 また、同店では讃岐うどん店に見られる半セルフ方式も採用。カウンターだけでなくテーブル席も用意した。「お客さまが列に並ぶことを少なくし、来店しやすい店づくりを意識した」という。「気軽に足を運んでいただける店作りが功を奏してか、オープンの際に特にPR活動を行っていなかったにもかかわらず、ドライブスルーも店内も予想以上の客数を集めている」。

 「今年8月に惜しまれつつ閉店した六厘舎の味が楽しめる」というメニューは、つけめん、つけあつ(以上、並=600円、大=700円)、辛つけ(温・冷)(並=650円、大=750円)、つけカリー(温・冷)(並=680円、大=780円)、柚子つけ(温・冷)(並=650円、大=750円)。ドライブスルーでも同じメニューを用意。

 「休日には家族連れでお店に足を運んでくれる姿も見られるようになってきた。六厘舎のファンの方だけでなく、地元の方にも幅広く足を運んでいただきたい」と中島さん。「つけ麺は関東エリア発祥のもの。この店舗を足がかりに、今後はもっと全国に店舗を展開して、つけ麺を日本のファストフードの一つにしていきたい」とも。

 営業時間は11時~22時。

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