小金井市のイメージキャラクター「こきんちゃん」をあしらったキャラクターグッズが話題を集めている。
こきんちゃんは2008年に同市の市制施行50周年を記念して、同市の名誉市民であるスタジオジブリの宮崎駿さんが制作。同市は、イメージキャラクターを利用した地域振興策の一環として昨年9~10月に商品企画を募集し43作品が集まった。さらに、同年11月に開催したイメージキャラクター誕生1周年記念イベントで応募作品を展示し、投票結果を踏まえ、今年5月に5作品が決定した。そのうち3作品が今年9月から順次商品化されている。
国産帆布にオリーブの木のボタンがついた「こきんちゃんおさんぽランチバッグ」(2,100円)は、同市内の前掛け専門店「エニシング」(中町1)で販売。ボタンをはずすとランチョンマットに変化し、バッグの表にはカラーのこきんちゃん、内側にはシックなモノクロのこきんちゃんをプリントしリバーシブル仕様になっている。「こきんちゃんクッキー」(680円)はケーキハウス(本町5)で販売。クッキーに、こきんちゃんの顔、全身、はらがけのイラストが入り、プレーン・さくら・チョコの味をそろえる。大きなこきんちゃんがチャームポイントの「こきんちゃんリュックサック」(3,000円)は同市商工会(前原町3)で販売。ふたの部分は子どもでも簡単に開け閉めできるようにマジックテープが付けられている。
エニシングの西村さんは「市内でグッズを持って歩いている人が少しずつ増えてきているので、人気が集まってきているのを実感している。市外や海外の友人への贈呈用として購入される方も多い。こきんちゃんはどこか懐かしい感じを与えるキャラクターなので和のテイストのグッズも企画してみたい」と話す。