子育て中のママで結成した「たちママ探検隊」が作成した「子育て応援たちかわマップ」が話題を集めている。
同マップは、立川市の商店街・市民団体・行政が協働し推進する事業。「たちママ探検隊」とは、立川市の「子どもたちの笑顔があふれ、歓声が聞こえるまちに」の理念を実現するために、市民が5年前に立ち上げた夢たち応援団のコーディネートの下、毎年0歳~小学生の子どもがいるママを募集しメンバーを結成する。
マップは1年ごとに立川市内の商店街1カ所もしくは隣接する商店街2カ所を取り上げて作成。これまでにこれまでに諏訪通り商店街編(柴崎町)、エルロード商店会・若葉ケヤキモール編(若葉町)、富士見町商店街・南富士商店会編(富士見町)、こぶし通り商店街編(柏町・幸町)の4つのマッフを作成し、今年は羽衣商店街と東立川商店街編を作成した。今年は昨年9月から、ママ探検隊メンバー8人が取材やミーティングを重ね、執筆・編集を経て1月中旬に完成。1月末から配布を始めた。
「『取材で何度も店に足を運んでいると、店の方と仲良くなって日常でも声をかけられるようになったことがうれしい』『ママ同士の交流もできて、同じ境遇の知り合いが増えることで気楽に子育てできるようになった』など、ママたちと商店街の人々が一緒になってマップ作りを楽しんでいた」と話すのは同マップに協力している立川市商店街連合会の山本さん。
同マップは1万2,000部を発行。市内の公民館や図書館などで配布している。「今回掲載されている店には『子育てにやさしいお店』ステッカーが貼られているので、そのステッカーを見つけながらお子さんと一緒に商店街を利用していただければ」とも。