立川市女性総合センター・アイム（立川市曙町2）で1月30日、「夢たちフォーラム★2011」が開催される。

　立川市と夢たち応援団の共催で毎年開催される同フォーラム。夢たち応援団は、市の「子どもたちの笑顔があふれ、歓声が聞こえるまちに」の理念を実現するために、市民が5年前に立ち上げたグループ。「私たち夢たち応援団は、商店街の子育て応援マップづくりのコーディネートや、立川市の子ども総合計画である『夢育て・たちかわ子ども21プラン』の前期計画策定から関わり、そこに込められた思いや願いを大切に、日々の活動の中で行政との協働を模索しながら、プランの施策実現に努力してきた」と同団体団長の滝島さん。

　当日は、オープニングアトラクションとして「ノイズファクトリー」がダンスパフォーマンスを披露するほか、白梅学園大学子ども学部教授の長谷川俊雄さんが「居場所とつながり～共に希望を手にして生きる～」をテーマに基調講演を行う。社会福祉士・精神保健福祉士でもある長谷川さんは、横浜市役所の社会福祉職として寿生活館・福祉事務所・保健所に勤務したほか、精神科クリニックでソーシャルワーカーとしても勤務した経験を持ち、社会福祉制度や援助活動が取りこぼしている青少年問題と家族問題に関心を寄せて実践と研究に取り組んでいる。子ども委員会、子育て応援マップ作りに参加した子育て中の母親、キッズ・フォト・ワークショップに参加した子どもたちの発表、後期夢たち21プランについての報告なども行われる。

　滝島さんは「同フォーラムは、市民・事業者・行政を結ぶネットワークづくりの場。立川の子育ち・子育てを応援したいという思いを持っている方にぜひ参加していただきたい」と話す。

　開催時間は14時～16時15分。定員196人。参加無料。1歳以上で学齢前の子ども10人程度の保育予約も受け付ける。問い合わせは立川市子ども家庭部子育て推進課（TEL042-528-4342）まで。