国分寺のジュニア合唱団が定期公演-合唱曲からミュージカルまで

昨年の公演の様子

昨年の公演の様子

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 国分寺で活動する合唱団「国分寺・ジュニア・ミュージック・シアター」が3月30日、いずみホール(国分寺市泉町3)で定期公演を行う。

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 同団は、2004年に国分寺市・文化庁助成事業「こどもミュージカル」に参加した子どもたちを中心に2005年に設立。現在は幼稚園年少から大学生までの40人が所属。音楽監督を務める庄司由美子さんは「メンバー間の年齢には幅があるが、年上のメンバーが年下の面倒をみることが自然に受け継がれている。舞台を通じて学ぶ『自立』を一つの目標にしているが、それが良い形で培われている」と話す。

 毎年定期公演を行うほか、同市主催の行事への参加や市内オーケストラとの共演を重ねてきた同団。昨年は、指揮者に栁澤寿男さん、朗読に小澤幹雄さんを迎え、若手ソリストたちと「絵本のような音楽会」と題したオペラの演奏会を開いた。2月には、東京シティフィルハーモニック管弦楽団との共演も果たした。

 7回目となる今回の定期公演。第1部では、フランク作曲「アヴェ マリア」、「ひとつめこぞう・エーデルワイス」「世界中のこどもたちが」を合唱するほか、ダンスナンバー「アンダー・ザ・シー」も披露。第2部は合唱ミュージカル「くつやと小びと」を上演する。「合唱団としての質の高い演奏はもちろん、幼児クラスならではのかわいらしい演奏など、子どもたちの可能性を幅広く紹介したい」と庄司さん。

 開演は14時と18時。入場料500円。全席自由。チケットは同ホールと同団事務局で販売している。

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