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国立にコワーキングスペース「プラムジャム」-利用者同士、接点創出も

普段なら接点のない者同士が、コワーキングスペースを通じて話す中から意外な共通点が見つかることも。

普段なら接点のない者同士が、コワーキングスペースを通じて話す中から意外な共通点が見つかることも。

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 くにたちNPO活動支援室(国立市富士見台1)は9月1日、コワーキングスペース「プラムジャム」の運営を開始した。

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 同スペースは、国立市の市民・NPO・企業・行政をつなぐ協働推進拠点として設立された「くにたちNPO活動支援室」の新事業。同支援室で従来より提供していた貸し会議室の予約の少ない平日午後や夕方以降の時間帯の活用を目的に運営を開始した。「会員の方からの交流の機会が少ないという声にも応えたかった」と同支援室運営協議会副会長の三澤拓也さん。

 同スペースは、貸し会議室利用時間とコワーキング時間に分けて運用。利用には会員登録が必要となる。定員目安は10~15人。コワーキング利用料は、電源と無線LANが利用でき、1人1時間100円。貸し会議室は1時間250円で利用できる。

 開設から約1カ月たち、現在登録している会員は約50人。平日15時~17時の時間帯の利用が多いという。「自宅から近いという利便性と程よいざわつき感がいい。ここでコミュニケーションをとりながら仕事をすることで、よりいいものになる場合も多い」と話すのは同スペースをよく利用するというライターの造田覚さん。

 「初めて会った同士でも自己紹介から会話が弾み、ハンドエステの体験へつながるなどの事例も生まれている。普段なら接点のない者同士が、コワーキングスペースを通じて話す中から意外な共通点が見つかることも。利用者同士が場所や時間を共有し、お互いを知りながら時には新たな事業や活動を広げていく場となれば」と三澤さん。

 「地域の方にぜひ気軽に寄っていただきたい。仕事のためのコワーキングはもちろん、本を読みに来たり、煮詰まった時に話をしに来たりするなど、地域の空間を体験する場としても使っていただければ」

 開室時間は、午後=13時~17時、夜間=18時~最長21時。夜間の利用は、事前に午後の時間帯で回数券の購入が必要。水曜・日曜・祝日定休。詳細はホームページで確認できる。

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