立川市が募集したオリジナルキャラクターが決定した。
同市は、市の魅力を効果的にPRし、街への愛着や親近感を深めてもらうためオリジナルキャラクターを約1カ月間募集。全181作品の中から同市オリジナルキャラクター選定委員会が、9作品を優秀作品に選定。さらに、小・中学校、保育園・幼稚園などを含む市内97カ所において、市民を中心に投票を実施。投票の結果、市内在住のデザイナー鳥澤安寿(とりさわあんじゅ)さんの作品「くるりん」が最優秀作品に選ばれた。
今後のキャラクターの活用について立川市産業振興課担当者は「本年度は着ぐるみを製作し、市内イベントで活用を開始。着ぐるみ完成までの間は、デザイン画を活用し、市で作成する封筒やポスター、チラシ、広報、ホームページなどでPRをする」と話す。「来年度はグッズ作成や既存キャラクターとのコラボなどさまざまな機会を捉えた発信をするほか、キャラクター動作の統一性や確実な運用体制の確保を目的に、キャラクター運用を専門事業者に委託することも視野に、さまざまな行事で活用予定」とも。